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131103


IPtalk9t64の変更点の概要

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131103不具合対策版
sfx_iptalk9t64g(4731KB)
131018
2012年7月15日のIPtalk9t63から、約1年ぶりの公開バージョンアップです。

・遠隔入力に関しては、VPNルータを使用したC方式を開発しました。C方式は、会場の準備の手間を削減することを目的の一つとしています。これについては、近く内容をまとめて発表する予定です。

・入力関係では、ドラゴンスピーチを利用した音声認識に対応しました。確認修正パレットを併用すると実用に適用することが可能と思います。
また、「?で自動改行」などの機能も追加しました。

・他にも、いくつか要望をいただいた機能を追加しています。

131103 IPtalk9t64a⇒IPtalk9t64g の不具合対策内容
 
@サブ入力ウィンドで以下の不具合の対策
・「入力2」ページの『「。」で空行流す』枠の『「。」「?(全角のみ)」で空行を流す。「全角「?」も』チェックを入れた時、全角の「?」で空行が流れるが、半角「?」が流れない不具合対策。
・「。」「?」の後に『」』が来た場合に、空行が流れてしまう不具合対策。
 
A「パートナー」ページの「班のメンバー一覧」の「#1」の「パートナー」ボタンが、
パートナーから解除された時に「なってよ!」に戻らない不具合の対策。
 
入力関係

 ・「Fキー・メモ」ウィンドに「フォント」ボタンを追加
10)「Fキー・メモ」ウィンドに「フォント」ボタンを追加した。

ボタンを押すとメモの文字大きさを指定できる。
この指定は設定保存されます。
【注意】
ウィンドの大きさは自動調整されないので手動で広げてください。
フォント名や色なども指定できますが設定保存されるのは文字の大きさのみです。
 
入力関係

 ・「?」で自動的に改行する



5)「入力2」ページの「「。」で空行流す」枠を「「。」「?(全角のみ)」で空行を流すに変更して、「全角「?」も」チェックを追加した。

「全角「?」も」チェックを入れると、全角の「?」で空行が流れる。
ただし、半角「?」は流れない。
半角「?」で空行が流れないようにしたのは、チェックをいれていた時に空行を流したくない場合があるため使い分けができるようにした。

また、「。」「?」の後に『」』が来た場合は、空行を流さないようにした。

『「今日はいい天気です。」と栗田は言った。』というように、カッコでくくった時に改行されないようにするため。
 
入力関係

 ・「Fキーメモ」の文を複数登録して読み込みする。


4)「Fキーメモ」ウィンドに「保存」「読込」ボタンを追加した。

ボタンを押すと「Fキーメモ」のチェックと文字を保存・読み込みする。
保存時は赤字、読み込み時は青字でファイル名をはF9キーの所に表示する。
保存するファイルはテキストファイルで、メモ帳で作成・編集できる。
ただし、行数は、18行固定で、行数が違うと読み込み時にエラーメッセージを表示する。
この機能は、設定保存とは別にFキーメモの文を保存読込する。
【注意】
自動読み込み設定で読み込んだFキーメモの文の文末が表示される場合は、「保存」「読込」をすると文頭が表示される。
 


入力関係


 ・ドラゴンスピーチを使って音声入力する。


9)「サブ入力ウィンド」の下段を音声認識入力に対応する入力枠とし、「確定で自動表示(ドラゴンスピーチ)」チェックを作った

チェックを入れると下段入力枠にドラゴンスピーチで音声認識入力した文字列が確定した瞬間に表示に流れる。
チェックを入れなければ、確定しても表示に流れないので、入力枠で修正・追記することができる。
このチェックは、設定保存されません。

【使い方@】
音声認識を使用し一人入力を行う場合。
認識率が高く訂正がほとんど必要ない場合。


・「サブ入力ウィンド」の「確定で自動表示(ドラゴンスピーチ)」チェックを入れます。
・ドラゴンスピーチを起動し、カーソルを下段入力枠に置いて、音声入力すると確定した文字列が自動的に表示に流れます。
この時、キーボード入力と同じように「。で自動改行」などのチェックも有効です。
・Undoは、F9キーを押すと表示に流した文字が戻り訂正できます。(もし動作がおかしい時は、tabキーで上段にカーソルを移してF9キーしてください。)
・他の人に訂正してもらう場合は、通常のキーボート入力と同じように、「訂正送信」や「送ボタン修正」を使用します。

【使い方A】
キーボード入力の代わりに音声認識を使用。(連携も可?)
認識率が低く入力部での訂正を前提とした場合


・「サブ入力ウィンド」の「確定で自動表示(ドラゴンスピーチ)」チェックを外します。
・ドラゴンスピーチを起動し、カーソルを下段入力枠に置いて、音声入力すると確定した文字列が入力枠に入ります。(表示に流れない)
・キーボードで、修正し、Enterで表示に流します。
・F9キー(Undo)や「入力1」ページの「入力部の↑↓の動作」などは通常通り有効です。

【使い方B】
確認修正係りを置く場合

・「サブ入力ウィンド」の「確定で自動表示(ドラゴンスピーチ)」チェックを入れます。
・「訂正」ページの「確認修正パレット」で音声認識担当は「入力をパレットに送信する」チェックを入れ、訂正係りは「確認修正パレット表示」ボタンを押して「確認修正パレット」ウィンドを表示する。
・音声認識係りは、ドラゴンスピーチを起動し、カーソルを下段入力枠に置いて、音声入力すると確定した文字列は自動的に訂正係りの「確認修正パレット」に送信される。
・確認修正係りは、入力文を確認修正して表示に流します。


【ヒント】
・「確定で自動表示(ドラゴンスピーチ)」チェックを入れると音声認識された文字列が確定した瞬間に表示や「確認修正パレット」に送信されます。
入力枠にしばらく表示させたい場合は、「入力2」ページの「時間で流す」枠の「自動的にEnterし、表示」チェックを入れて、右の時間指定UpDownで「1秒」などを指定します。

【注意@】
・チェックを入れているにもかかわらず音声認識で入力した文が流れない時は、Enterで流してください。2回くらいEnterすると次からは自動的に流れるようになります。

【注意A】
・下段でキーボード入力をした時、未確定の文字列が他のIPtalkの8人モニターやモニター部に表示されません。
確定すれば通常と同じように表示されますが、連携入力に音声認識を使用する場合は注意してください。

【余談】
・私は、10年前のViaVoiceを持っているので「優待版」を9800円くらいで購入しました。インストールの時にViaVoiceのCDを入れるのかと待ち構えていたのですが、特にチェックも無くインストールできたので肩透かしでした。
・インストール直後は、USBマイクしか使えないのですが、バージョンアップすると、ミニプラグに接続するマイクも使えるようになります。
・マイクの性能が認識率に影響するので、あまり安いマイクは使わない方が良いようです。私が使っているのは、エレコムのMS-STM88SVです。また、エアコンの風がマイクに当たったり、電波を出す機器が近いとノイズが乗って認識率が下がるので設置場所に注意が必要です。
・話し方のコツはありますが、エンロール(音声登録)すれば、新聞の文章などは、ほぼ100%に近く認識するように思いました。



連係入力関係

 ・モニター部の上に、入力補助の文章を表示する。


6)「入力1」ページに「チーム支援」枠を作った。

「モニター部の上」チェックを入れると、8人モニターの表示が下枠が行頭の時に、モニター部の上に「チーム支援」枠が出てきて、8人モニターの文を表示する。
この機能は、「2人入力」で、「連絡」ウィンドの「入力班内のみ連絡」チェックが入っている場合のみ動作する。
つまり入力班には表示されるが、表示機には表示されない。
「▼」がディフォルトで、枠で指定した文字列が、入力部の文頭の時は、Enterしても表示に流れない。
表示のタイミングは、文字を確定した時。
複数の人が同時にチーム支援をした場合は、最新の入力を表示する。
枠を消すのは、表示されている人が、何が入力したタイミング。
「チーム支援」枠の文字色、背景色、フォントは、モニター部と同じになる。
この設定は、表示設定に保存される。
 
・Fキーメモのウィンドを前面に表示する
8)「補W1」ページの「Fキーで発言者名を入力する」枠に「常に前面にする」チェックを作った。

チェックを入れると、Fキーメモが前面に表示される。
 
・ウィンドをマウスで動かなくする


3)「選択」ページに「ウィンド枠固定」チェックを追加した。

チェックを入れると、ウィンドの枠が無くなり、マウスで移動できなくなる。
沢山のウィンドを出した時に、誤操作でウィンドを移動させないため。
チェックは「上級者」のラジオボタンを入れると出て来る。
 


・連絡窓の「準備」ボタンなど


この機能は、在宅入力を想定しています。

7)連絡窓の「送信」ボタンの上から4つを「準備」ボタン、「交代」ボタン、「念押」ボタンに変更し、「インターネット」ウィンドの「パートナー操作」ページでペア指定しているAさんの「名前」、Bさんの「名前」を表示するようにした。
・連絡窓の「交代」ボタンの横の「名前」は、「パートナー操作」ページのペアのラジオボタンを操作すれば自動的に変更れされる。
・「準備」「交代」ボタンを使用する時は、最初の一回、メンバーが入れ替わった時に必ず「IPを更新し連絡窓にセット」ボタンを押すこと。

【ヒント】この機能は、在宅入力用に作っているので現場入力では使い勝手が悪いと思います。(現場入力ではあまり必要ないと思います。)
現場入力(LAN)で使う場合は、「インターネット」ウィンドの「通信」ページの「LANで通信しない」チェックを外す。
次に「パートナー操作」ページで「IPを更新し連絡窓にセット」ボタンを押す。



・Windows8の不具合対策
2)「入力1」ページに「WIN8+Atokのローマ字入力」を追加した。

「widows8+Atok時」のチェックを入れると入力部とサブ入力ウィンドの入力部で、以下の不具合を回避する。

【不具合状況】
Windows8でAtokで「ローマ字入力」を使っている場合IMEの切り替えについて以下の不具合があります。
a)入力部で「ローマ字入力」モードで入力していて、他のページ、例えば「表示1」ページを開けて、また入力部に戻ってくると「かな入力」モードになってしまいます。
b)Wordで「ローマ字入力」モードで入力していて、IPtalkの例えば「パートナー」ページに行き、またWordに戻るとIMEがoffになってしまいます。
そこで、IMEをONにすると、「半角英数」モードになります。さらに、ひながなモードにすると「かな入力」モードになります。

【ヒント】この不具合は、コントロールパネルで以下の設定にすると回避できます。(推奨)
コントロールパネル→言語→詳細設定→「入力切り替えのアプリウィンドウごとに異なる入力方式を設定する」にチェックを入れる。
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【古いバージョンの概要】
IPtalk9t63の概要