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NCKが進める在宅入力による遠隔パソコン文字通訳の方法



※2010年〜2017年に実施していた方法で、2020年現在、この方法は使っていません。

在宅入力遠隔パソコン文字通訳とは、入力者が現場に行かずに自宅から入力する方法です。
NCKでは、慢性的な入力者不足の解決策として在宅入力の方法の開発や普及活動を行っています。
 
NCKでは、3種類の遠隔パソコン文字通訳を普及させたいと考えています。

 
A方式は、現場に入力者が最低1名行き、映像や音声送信や表示などの機器類の設定を行います。

・現場担当は、在宅入力者の入力(音声送信の状況やネットワークなど)を常に注意して、万が一、トラブルがある場合は、適切に対処します。

A方式は、現在、NCKが全国各地のいろいろな会場で実施している方法です。

 
A方式の実施例です。
通常の現場入力と比較して、人数が少ないため目立ちません。
 
依頼者(利用者や主催者)が音声や映像を送信する方法です。
依頼者は、表示機を準備して設定などをする必要があります。
現場PCの設定などは、在宅リーダーがリモートデスクトップで遠隔操作します。

現場PCやVPNルータなとの機器類は、接続済みにしてアルミケースに一式を入れた「アルミケース入り通信セット」を貸与することができます。
この場合、音声などの接続をしておけば、現場は、「ほぼ電源on」のみで利用できます。

B方式は、現在、NCKが大学の講義のパソコン文字通訳で実施している方式です。

 
遠隔入力がバリアフリーメニューとして、会議施設などに標準装備された状態です。


 
在宅入力のIPtalkのウィンドの例です。
現場入力と異なる点は、以下の通りです。

1)「表示エコーバック」で会場の表示をモニターしています。(右上のウィンド)
2)板書やパワーポイント資料などは「会場の映像」ウィンドで見ます。(右下のウィンド)

リーダーと在宅入力者の交代の連絡などは、連絡ウィンドで行います。
入力中のリアルタイムの連絡は、8人ウインドを使って行っています。
ネットワークの状況など、IPtalkからのメツセージはメッセージウィンドに表示されます。